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中学生のころ思い描いていた二十歳の姿には足元にも及ばない低ランクの人間として成人式に参加した。

自分は努力こそしないが上昇志向がかなりあるので正月や誕生日、新学期など節目を迎える時には「この日を境に変わってやるぞ!」と決意し、最初の一歩も踏み出さずにそのまま自堕落な生活に戻っていく。それどころか、「頑張らないといけない」という決意に緊張して、嫌じゃないことまで先延ばしにしてしまう。

 

そんな人間なので成人式を迎えるとなった時「節目で変わりたい願望」は最高潮に達していた。

 

今までのように漠然と変わりたいと思うのはだめだと確信し、やりたいことリスト、十年後に自分はどうなっていたいか、取りたい資格などを細かく文章化してそれをかなえられるように努力をしよう。それですべての目標がかなったときその紙を見て感傷に浸ろう。そんな風に考えていた。

 

しかしまたもや壮大な人生計画を作るということに緊張してしまい先延ばし癖が発動した結果、目標を考えるということすらせずに成人式当日を迎えた。

 

そして成人式から半年以上たった今、コロナにより外に出なくなったことで人生最高潮にだらけ切った生活をしている。中途半端に鍛え上げた筋肉はなくなり、時間はあるのになぜか本や趣味のラジオに触れる時間も格段に減った。

 

何の努力もせず、かといって熱中できる趣味もなく就活もせずに大事な大学三年生を棒に振っている。こんな奴の行き着く先は?そもそも卒業できる?家族構成は?三日に一回しか風呂に入らないってホント?ホントだよ。

 

ということで文章力を向上させるために毎日日記をつけることにする。現時点ではタイトルは思い浮かばいし、ブログの締め方すらわからない。

 

 

文責 『桐島部活やめるってよ。』の時の橋本愛

 

 

久しぶりにブログのページを開いてみたが、なんと合計アクセス数が45PVまで伸びていた。前回は300PVを目指すといっていたが、45PVでも上出来である。しかも45という数字を見ると、驚きではあるが齋藤飛鳥がこのブログを発見し、ほかの乃木坂メンバーに共有してくれたのであろう。

しかしそうなると気になってくるのは唯一読んでないのはどのメンバーか、ということである。しかし安心してほしい。私は犯人捜しをする気もないし、ジェットコースターに三時間も並ぶ奴は馬鹿だ。さらに言うと、エロいパラレルワールドでブレイクした芸人はブルゾンちえみwith K(カリリアン)だし、尾崎豊の死因は鳥人間コンテストに出なかったことである。 

話を元に戻すと、犯人は新内眞衣だろうと推測ができる。

 

文責 丘評論家のT岡田「良い丘だ」

決意

今日からブログを毎日更新しようと思う。

そんなことを書くと、このブログの読者から「お前半年で2記事しか書いてねーじゃねぇか。しかも前回は三カ月前だし。そんな奴の言うことなんか信じられへんわ!こんななまら面白くないブログなんかやめてしまえ!たいぎいのー!」と言われるんじゃないかと思われそうだが、それはあり得ない。何故ならアクセス数が半年間で3PV(そのうち2つは自分)を記録しているこのブログに、全国津々浦々の方言を織り交ぜて出身地がばれないようにしようなんて考える策士のアンチが付くはずがないからでアル!

シカシホントウニダレノタメニカイテイルノカ。急に表記がカタカナになった事で私のユーモアセンスのなさを再確認した気になっているそこの君。その判断は建築家宮脇檀さんのエッセイを読んでからにしてほしい。宮脇檀著の『父たちよ家へ帰れ』では随所にカタカナ語が用いられている。それとこれと何の関係があるのだと思った君は正しい。

しかしこんな記事を書いても読む人が0人だと思うとやりがいはない。毎日更新なんて不可能だろう。なので300PVを目指そうと思う。まあ実際にこのブログが数百人に読まれるなんてことになったら、恥ずかしくて顔から火が出る。穴があったら入りたい。火が出る穴があったら顔から入りたい。

 

文責 カニ

 

自分以外はだれも見ない前提の文章を初めて書いたとき、自分でも驚くほどすらすら文章が出てきて、最終的には自分でも想像もしていなかった文章が出来上がった。客観的に見たら大した文章でもないのだろうが、自分の中からこんなものが生まれたのかと、我が子を見るような気持ちで何度もその文章を読み返した。何度もといっても4度ほどなので、もし我が子だとしたら見なさすぎである。

「初めて自分で書いた文章を我が子に例えるのは間違ってる」という声が都合よく聞こえてきたので反論しておくと、間違っている。君が間違っている。

何故なら私にはまだ子供がいないので本当にわが子を4度しか見ない可能性があるからだ。「しかしその可能性は低い」という声が奇しくも自分の口から聞こえてきたので、いい口だな。と自分の口を誉めつつその口に付け加えると、ブログの場合は、見たくなければ見なくてもいい。しかし我が子の場合は嫌なら見なくていい、は通用しない。そんな意見は日本が許さない。同調圧力である。日本の同調圧力は世界的に見ても異様であり、外国人からしたら息苦しく感じるとのことである。私はそんな日本に絶望している。少しは海外を見習ってほしい。そんなに嫌なら日本から出ていけって言うやつ、なんなん?そんなん言わんといてやぁ~

 

文責 炭酸水を初めて日本に持ち込んだ人

小学生の時に給食が屁のニオイを発していることがよくあった。

低学年のうちは生まれたばかりで、右も左もパンジービオラも給食も屁も区別がつかなかったので「今日のオナラは給食のニオイがするなー」と思っていた。

ちなみに今でもパンジービオラの違いは判らないし、面白いブログを書こうとしてブログを書き始めたが、口調から内容まで滑っている。ボスベイビーをもじった留守ベイビーというブログのタイトルだけは面白いなぁと思っていたが、Twitterで検索したら、政治垢の人がユーモアとしてツイートしてたので最悪である。

しかしこんなにも書くことが思いつかないとは想像もつかなかった。今書いていることが本当に書きたかったことなのか、何が正しいのかわからなくなってくる。 

現時点で唯一正しいと分かっていることは体罰がボマイェの教師は時代錯誤だということで、職場に味方はいない。しかしその人にも家族がいるわけで、そいつらを養っていくには教員免許を取り上げられるわけにはいかないのだ。「なら体罰でボマイェをしなければいいだろ」という声が海沿いから聞こえてきそうだが、山奥に住んでいる彼の耳に届くはずもない。